やっと期末テストが終わりましたーーーーーーー
という時期にこれを書き始めたんですけど..
夏期講習の準備に追われて..
いまごろになってしまいました..
「数に強くなる」は去年読みました..
なかなか実際に使えるところまでにはいたっていませんけど..
荷物が重くなっても、いつもかばんに入れておきたいなーと思える
すごくすきな本でした..(^_^;)
どこを開いてもおもしろい..
もともと「数字」で見えるものがある方で..
懇談が近づくと生徒のことをコメントとして残さないといけないんですが..
「授業中の感じ」とか「教えていて」とかだけでは
やっぱりよくわからないんですよね..
数字とそれらが合わさるとみえることがある..
もちろん「数字」だけではわからないこともたくさん
あるとは思っています..
「水呑(みずのみ)百姓はどれほど苦しいか」
ということが書いてあるんですが..
教科書でいうと江戸時代には土地を持つ「本百姓」と土地を持たない
「水呑百姓」がいて、土地をもたない水呑百姓は、まずしいので
「水を飲んで暮らしていた」みたいなところです..
たとえば3反歩(たんぶ=田や畑の単位)の田んぼを地主から借りている
として..3反歩という広さはおよそ1000坪、そこからとれるコメの
量は1反歩あたり2石..1年で6石のコメをつくる..
けれどその半分は地主にもっていかれ、半分の3石が1年分..
1石=150kgでこれは当時ひとりが1年間に食べるコメの量..
(1万石以上の領地をもつ人=大名=1万人を食べさせることができる人)
今のひとは他のたべものがたくさんあるのでそれほど食べないけれど、
水呑百姓の家には3人が1年間に食べるコメの量がある..
でも当時の農家は、おじいさん・おばあさんから孫まではたらき大家族..
10人の家族に3人分のコメ..みたいなことが..
あ、「来年の種もみ」もおいておかないといけないから..もっと
今年の4月にiPhoneの産經新聞で次の記事を読んだとき..
すごい..
と思って、おもわずシャッターを切りました..
「災害の対策を立てるときは守る側で考えるのではなく、攻める側に
立って考えなくてはならない。どこをどう攻撃したら福島第一原発の
機能を奪えるのか。自分が地震や津波、山火事になって考えなくてはならない。
そうするとすきだらけなのがよく分かってくる。..」
これが、この本を書かれた「畑村洋太郎」さんだと
記事を読み終わってから、
あ..この人..
と気づいたんです..。
数に強くなる (岩波新書) | |
クリエーター情報なし | |
岩波書店 |
日本人の叡智 (新潮新書) | |
クリエーター情報なし | |
新潮社 |
「日本人の叡智」は題名がいいなーと思ったのと..
「武士の家計簿」の著者だとわかって..
読んでみたくなりました..
けれど、これはまだいまからです..